この度、当社では、新入社員を対象とした貸切バス運転者の初任研修を、法令に基づいた指導指針に則り実施いたしました。
研修内容
- 座学(全12時間)
- 法改正に伴う各種法令の説明
- 自社運行指示書の管理方法の説明
- 点呼方法の伝達
- 交通ルール等に関する映像の視聴
- 飲酒・煽り運転に関する映像の視聴
- 実車を用いた運行前点検の方法の説明
- 実車を用いた車両特性の説明
- 各種オイル類の交換目安など異常状態の説明
- ベルト着用についてのアナウンスの練習
- 非常口の使用方法の指導
- 避難後の経路・安全確保方法などの説明
- イラスト資料を用いた記述テスト
- 過去ヒヤリハット事例の映像視聴
- 実車を用いてのブレーキの確認ほか
- 実技(20時間以上)
- 貸切バスの運転操作基礎、高速走行、夜間運転、悪天候下での運転
- 山道運転、坂道発進・停止、バック運転など、特に事故発生事例に基づき、危険性の高い状況での運転訓練を強化
- その他
- 乗客対応マナー研修
研修の特徴
- ベテラン指導者によるマンツーマン指導: 20年以上の運転経験を持つベテラン指導運転士が、丁寧な指導を行いました。
長年の運転経験のある乗務員だからこそ、初心に立ち返って運転の基礎から丁寧に指導することで、安全運転に対する意識を根底から養成しました。 - 安全運転意識の徹底: 事故発生事例を参考に、多角的な視点から安全運転に対する意識向上を図りました。指導運転士による徹底した指導の下、危険予知能力の向上や、緊急時の適切な判断力、そして何よりも安全運転に対する意識を徹底的に叩き込みました。