令和5年8月17日、災害想定訓練と救命講習を社員全員参加にて実施しました。
毎年、定期的に実施する救命講習と同時に災害想定訓練を実施しており、今年は特に内容を濃く実施しました。
まずは栄町消防本部に会場をお借りし、救命講習ビデオとバス会社向けに特別に説明項目を用意いただいている講習を受講。
特に、高速道路上で発生した急病人への対処方法や、狭いバス車内で意識を失ってしまったお客様が発生した場合の対処方法など、より実践的な内容でとても勉強になりました。
講習後は、法律でも定められているダミーを使用した応急処置訓練を実施。
それぞれ、心配蘇生担当、AED担当、通報担当など、役割分担をローテーションしながら現場を想定した訓練を実施するとともに、バスに搭載しているAED機器の正しい取り扱い方法についても再確認を行いました。
救命講習後、休憩を挟み、午後は災害想定訓練を実施。
参加者に対し、事前に想定する状況を伝えずに適切な対応方法を考えさせる「ブラインド方式」を用いて訓練を実施。
運行管理者により提示された想定事案をもとに、その場で運転士自らが対応を考え、実行に移すという内容からスタートし、最終的には消防本部の方の監修のもと、非常口脱出訓練や傷病者の応急処置並びに救出方法、誘導方法などを学びました。
訓練終了後は、お互いに今後の社内での緊急連絡フローや事務所との連携方法、さらには学んだことの振り返りなど、意見交換を実施して連携を深めました。